この記事ではマンションの鍵を紛失してしまった時に今すべき対処法を説明しています。
落ち着いて読み進めれば、あなたの不安も解決できるはずです。
- 再度徹底的に探す、合鍵が使えるかを考える
- 管理会社(組合)に相談する
- 鍵業者に依頼
目次
マンションの鍵を失くしたときにあなたが今取るべき行動
今鍵を失くしてとてもパニックになっている状態だと思いますが、ここは一度心を落ち着かせて、今何をしないといけないかを考えてください。
焦っても仕方ありません。
落ち着くまで深呼吸をしてください。
どうですか?落ち着きましたか?
では、これから目の前のドアを開けるためにやるべき4つのことを説明していきます。
この4つを意識して行動してください。
鍵を持っていた時までの記憶を思い起こす
まずはもう一度徹底的に鍵を探しましょう。
ただ闇雲に鍵を探すのはダメ。
どこで鍵を失くしたかの記憶をたどってある程度場所を絞って探すのがポイントです。
何回もかばんの中やポケットを調べたと思いますが、もう一度上着の内ポケットや鞄の外側のポケット、レインコートのポケットなどを確認してください。
ちなみにこれが鍵が発見されやすい場所TOP3です。
- コートの中
- ポケットの中
- カバンの中
この他にも鍵が見つかりやすい場所を説明しているので、もしどこで鍵を紛失したのか検討もつかない人はこの記事を参考にしてみてください。
どれだけ探しても鍵が見つからないのであれば、次は合鍵を持っている人や管理会社に状況を伝えて助けてもらいましょう。
合鍵を持っている人や管理会社など必要なところへ連絡する
家族・恋人・友人が合鍵を持っているのであれば、すぐに連絡をして合鍵を受け取ってください。これができれば一番簡単に解決が可能ですよね。
ただし合鍵で解決したとしても紛失した鍵については、警察へ遺失届けは出してください。
遺失届の必要性は下記の記事で説明していますので、参考にしてみてください。
合鍵がない場合は、マンション管理会社や管理組合に鍵を紛失したことを連絡して対処法を確認してください。
一人で焦らず悩まず、管理会社に相談。
- エントランスに連絡先が掲示されている
- スマホで「◯◯◯(マンション名) 管理会社」で検索
- 仲介してもらった不動産屋さんに聞く
管理会社が合鍵を持っていればそれで開けてもらえればいいんですが、もし、鍵業者へ依頼をしてくださいと言われた場合は、「おすすめの鍵業者ありませんか?」と聞いてみても良いかもしれません。
マンションの管理会社なら昔からの付き合いがある鍵業者や提携している業者がいる可能性があるので。
そんな業者であれば信頼もできて、めんどくさいやりとり等が無いので、安心して依頼することができます。
自力で鍵業者を呼ばないとダメだったとしても、鍵業者に電話をする前に加入している保険業者へ連絡をして鍵紛失時の対処をしているかの確認をしてください。保険での対応が可能な場合があります。
夜中だと時間外で対応していないので、明日の営業開始時間までコンビニで待つか今すぐ家に入らないとダメな場合は鍵業者へ依頼するしかありません。
合鍵も管理会社も使えなかったら最終手段として鍵業者へ連絡する
どこを探しても鍵がなく、合鍵も家の中で、管理会社も営業時間外だったときは、もう鍵業者へ依頼するしか方法はありません。
鍵業者に依頼するなんて初めてのことでどの業者にすればいいのか、絶対に迷うはずです。
そんなときは、まず地元に昔からある店舗型の鍵業者へ依頼するのが一番間違いがありません。鍵業者なんて信頼がなければやっていけないので。
もしそんな鍵業者なんて知らないし今から調べるなんて無理って人は、私が調べた全国対応可能の鍵業者を参考にしてみてください。
上の記事でも説明していますが、総合的に良いなと私が感じた業者はこちらです。
鍵業者へ電話をするとコールセンターにつながりますので、オペレーターの指示に従って下さい。
鍵業者に頼むと鍵の交換費用はだいたい20,000円前後
依頼時間よって割増料金がありますが、通常の時間帯(深夜帯を除く)であれば大体12,000円〜20,000円前後となります。
ドア一枚に鍵を2ヶ所かけている場合は、上記の金額×2倍と考えておいてください。
防犯加工がされている特殊な鍵については、別途費用と時間がかかりますので、必ず鍵業者に確認をしないといけません。
残念なことに、鍵を紛失して焦っている状況 & 鍵交換の相場を知らないことにつけ込んでに高額な請求をしてくる悪徳業者も中にはいます。不安を煽って申し訳ないですが、ガチでいます!
次の予定まで時間がなかったり、自宅の鍵と一緒に車の鍵や会社の鍵をなくして焦る気持ちはとても分かりますが、一度深呼吸をしてから鍵専門業者へ電話をしましょう。
依頼時間(深夜・早朝)や防犯レベルによって作業料金が変わってきますので、依頼をする際は、鍵の種類(メーカー名や鍵の形状など)細かな情報を伝えておきましょう。
その際に、見積もり金額や作業時間がどれぐらい掛かるのかを聞いておいてください。
あと、鍵を開けるときには、原則として顔写真と住所の確認できる身分証明書(運転免許証・パスポード・学生証・敬老手帳・外国人登録証など)が必要です。。
次に予定が入っている場合は、このタイミングで必要な関係者各位に「遅れる」または、「行けなくなった」の連絡を入れて状況を説明しておきましょう。
完全に鍵を紛失した時は、全ての共有ドアの鍵を交換しないといけないのか
マンションの場合、自宅の鍵1本でいろいろな場所のドアを開け閉めしてることが多くあります。
- マンション入り口のオートロック
- 自分の部屋
- 立体駐車場
- 駐輪場
- ゴミ捨て場 など
これらの鍵をなくした場合、防犯のために全てのドアの鍵を交換しないといけないのか?と不安になっていませんか?
まず結論から言うと、
基本的には共有部分の鍵を交換する必要はありません。
ただし、当然ですが自分の家の鍵は交換する必要があります。
※マンションによっては管理組合から「全部の鍵を替えてくれ」と言われたときは、
- オートロックの鍵を暗証番号式に変更する提案をおこなう
- 一人で悩まず下記相談窓口へ電話(独立行政窓口 国民生活センター)
をしてみてください。
必ず管理組合へ鍵を紛失したことを連絡して、それぞれのマンションにあった対処法をおこなってください。
鍵を紛失したことに対する賠償責任は?
こちらも基本的に自分の家の鍵の費用(交換した費用)だけ支払う必要があります。
鍵の交換・解錠時の費用って管理会社に請求できるのか?
自分の不注意で鍵を紛失した場合は、請求できません。
というか請求しても相手にしてもらえないと思っていてください。
キツイ言い方をしてしまいますが、失くしたのは自分の責任です。
火災保険に入っていませんか?鍵の紛失に関しての規約はありませんか?
マンションを購入した先で何らかの火災保険に入った覚えはありませんか?
てか必ず入っているはずです。
その火災保険に鍵を紛失した時の規約は書いてありませんか?
火災保険や入居者用サポートなど何らかの保険に入っていると、鍵専門業者の取り次ぎ対処や鍵開け・鍵の交換が1回だけ無料になることがあるんです。これは使わないともったいない!
私が入っている保険にはそんなこと書いていないと思い込まずに一度確認してください。
規約がある場合
保険会社に連絡をして対処内容と費用の請求方法を確認してください。
規約がない場合
残念ながら実費での負担になります。
鍵業者へ連絡をする際に費用の確認をおこない、金額の把握をしてください。
一度第三者の手に渡った鍵を使い続けるのは防犯上最悪のこと
もしあなたの家の鍵と分かるようなモノと一緒に鍵を落としてしまっていた場合、家を特定されてあなたがいない間に家に入られる可能性もあります。
もし不審者があなたの紛失した鍵を使い家の中に侵入している時に、タイミング悪くあなたが帰宅してしまい鉢合わせになってしまったとき、最悪の場合は命の危険も考えられますし、実際にそういった事件も起こっています。
どうしても鍵が見つからないまま合鍵をメインの鍵として使っているのであれば、安全のためにも早急に鍵まるごと交換をしましょう。
交換しなくても、わたしの場合は大丈夫!と思うことが一番ダメ。
一度鍵を落としてしまったら、費用はかかってしまいますが思い切って新品に鍵まるごと交換して下さい。
今の世の中なにが起こるか分かりませんので、もったいない気持ちはとても分かりますが、お金で安心を買えるのであれば、早急に鍵を交換してください。
鍵を紛失してしまうとやることが沢山あって精神的にもお財布的にも大ダメージをくらってしまいますが、焦ること無く一つひとつ落ち着いて行動してそのドアを開けてください!!
無事にドアが開くことを祈っています!