引っ越しをする時に気を付けないといけない鍵紛失についての話

私がそうだったのですが、引っ越しをする時に鍵の事って正直あまり深く考えたことがないですよね。

鍵の事とは、新しく入居する家の鍵は前の住人が使っていた鍵からきちんと新しい鍵に交換されているの?という事や、逆に今住んでいる家から退去する時、鍵って交換しないといけないの?また、鍵交換費用は誰の負担になるの?など普段あまり考えない事をこの記事では詳しくお話ししていきます。

新しい家に引っ越しする

これから新生活をスタートしようとワクワクしているあなたをビビらせるつもりは全然ありません。

ですが、これからお話しする事は誰でも起こりうる事ですので、他人事とは思わずに読み進めて下さいね。

誰かが住んでいたところに引っ越す人が大半だと思いますが、自分がこれから住む家の鍵が交換されておらず、前の住人が合鍵を持っていて、いつでも部屋に入れる状況だと想像してみて下さい。

想像しただけで気持ち悪いと思いませんか?

私が無意識に思っていた事なのですが、引っ越し = 遠くに行く = 前の住人は戻って来ない と勝手に思い込んでいませんか?

しかし、前の住人がどこに引っ越しをしたかなんて分かりませんし、同じ町内に引っ越しをしたという話も結構聞くことがあります。

また、前の住人だけが鍵を持っていたのではなく、その彼氏や彼女、友人が合鍵を使って出入りしていたということも考えられます。

ここにそんな鍵交換に関してのトラブルの記事あったので、リンクを載せておきます。

「カギ交換」における怠慢が思わぬ事件に…… 恋愛絡みの賃貸トラブル事件簿

リンク先 楽待RAKUMACHI 不動産投資新聞

私の家に限ってそんなことはない。と思われるかも知れませんが今の世の中、何が起こるかわかりません。

自分の身は自分で守らないといけませんので、面倒くさいと思ってしまうかも知れませんが、防犯対策をしっかりすることが安全・安全な生活を送ることにもつながります。

新しい家に引っ越しをする時も、今住んでいる家を退去する時も、鍵の交換に関して考えた事がなかったかも知れませんが、この鍵の交換は防犯上とても大切なことですので、引っ越しをするときだけでいいので、自分の鍵について意識をしましょう。

 

引越し時の鍵交換について

賃貸住宅の鍵交換について、貸主である大家さんが鍵交換費用を負担するのか借り主であるあなたが鍵交換費用を負担するのかが、過去に裁判をするぐらいトラブルとなっております。

結論から言いますと、基本的に鍵交換費用の負担は、貸主である大家さん負担となります。

しかし、法律では入退去時に鍵交換をしなければいけない。というのは決まっておりません。

なので鍵交換は絶対にしないとダメ。と言うより、貸主のサービスの一環でおこなっていたんです。

退去時の鍵交換費用の請求について

退去時に鍵交換費用を請求された

敷金から鍵交換費用を引かれてた

このようなケースもあるのではないでしょうか?

鍵の紛失や破損などが無い場合は基本的に鍵交換は入居者に負担義務はありません。

もし敷金から引かれてたり、請求されて支払った場合は返して貰いましょう。

ただし例外もあります。

契約時の特約で「退去時に鍵交換費用を負担」という契約を結んでいたら、費用負担の義務が出てきます。

実際に鍵交換費用を負担しなくてよくなった判例と鍵交換費用を負担することになった判例があるので確認しておきましょう。

引用元:引っ越し大百科

【入居時】誰かが住んでいたところに引っ越しをする場合

契約をする時や鍵を受け取る時に、大家さんか不動産屋さんに「この鍵は新しい鍵に交換されていますか?」と一言でいいので聞いてみましょう。

入居してからでも電話で確認することは出来ますが、直接鍵を受け取る時など聞きやすい機会を逃してしまうと、まっいっかという気持ちになりその後も聞かなくなってしまいますので、聞けるときに確認しておきましょう。

また実際に鍵を見て明らかに古いなと感じても貸主に「交換していますよ」と言われてしまえば、それで終わってしまいますが、「本当に交換しているの?」と、どうしても心配な場合は大家さんや管理会社の人に自分で鍵を交換してもいいのかを相談するのもアリです。

「自己負担で行ってください。」と言われたら鍵専門業者に依頼をして鍵を交換してもらいましょう。

鍵を交換するのに費用がかかってしまうから別に交換しなくてもいい。と思われるかも知れませんが、万が一のことを考えて入居時に鍵を交換することをお勧めします。

鍵の種類にもよりますが、鍵を交換する費用として鍵専門業者に依頼をすると大体12,000円〜交換ができます。

ホームセンターで鍵を購入して、自分鍵を付け替えることもできますが慣れていないと作業も大変だと思いますので、費用があれば、鍵専門業者に任せるのがいいでしょう。

鍵についているキーホールダー

大家さんから鍵を受け取ったときに、部屋番号が書かれたキーホルダーが付いた鍵を渡されたら必ずそのキーホールダーは外して使うようにしましょう。

私が以前引っ越しをして大家さんから鍵を受け取ったとき、キーホールダーには「マンション名と部屋番号」がきっちり書かれていました。

部屋番号が書かれたキーホールダーをつけたまま、もし鍵を落としてしまったら大変な事になります。

鍵のキーホールダーから住所を特定されてしまい、いつでも部屋に入れる状況になってしまうと防犯上、とても危険ですので、まず、大家さんから鍵を受け取ったら部屋番号が書かれているキーホールダーは外して使用しましょう。

 

【退去時】今まで住んでいたところから引っ越す場合

退去時には必ず入居時にもらった鍵の本数をそのまま貸主に返却しなければなりません。

鍵の返却方法は大家さんや管理会社によって異なる場合がありますので、退去連絡をする際に必ず確認をしておきましょう。

よくある鍵の返却方法は、退去時に大家さんか管理会社の人が立ち会って部屋の傷や修繕が必要なところを一緒に確認して、書類にサインをして最後に鍵をお渡しするパターンです

もし鍵を紛失していた場合は、退去する前に正直に大家さんに報告してください。
鍵の交換費用を請求されますが、こちらに過失がありますので、きちんとお支払をしなければなりません。

鍵交換費用に関して、通常の賃貸物件あれば後に入居する人のために鍵を新しく交換したり、大家さんが持っている予備の鍵に付け替えるのですが、その鍵の交換費用は誰が負担するものなのか?

基本的に鍵交換費用の負担は、貸主である大家さん負担となります。

しかし、契約時の特約で「退去時に鍵交換費用を負担」という契約を結んでいたら、費用負担の義務が出てきます。

これは一の賃貸契約をするときに賃貸契約書の中に記載がされています。賃貸契約書にサインをして契約締結となるとどんな状況でも鍵交換費用はあなたが払わないといけません。

退去時にトラブルにならないためにも、事前に契約書の内容を確認しておきましょう。