だいぶ前の記事ですが、2018年7月24日(火)に配信されて一時的にyahoo!のトップニュースにもなった西日本新聞朝刊の「鍵なくした」請求10万円も 料金トラブル相次ぐ、10年で5倍 背景に厳しい業界事情 という記事を読み、そこからトラブルを避けるためにも良い鍵業者の見つけ方や鍵開けの適正価格を調べてみた。
記事の内容に入る前に、一刻も早く良い業者を知りたいという人は、全国対応可能な鍵業者12社とオススメ3社から自分にあった業者を選ぶことをオススメします。
では、記事の内容に入ります。
なぜ料金トラブルが相次ぐのか
鍵業者のホームページを見てもらうと分かると思いますが、ほとんどのトップページには「鍵開け代8,000円〜」と料金記載がされています。
ではなぜこの金額から、10万円まで請求が跳ね上がったのかと言うと、
この8,000円という料金記載に関しては、超簡単なギザギザの鍵で別に作業時間も手間も掛からない、いわゆる子供が絵に書くような典型的な鍵を開ける時の料金設定となっています。
なので、あなたの鍵がよっぽど簡単な形であれば8,000円で開けられるんですが、残念ながらほとんどの鍵は8,000円以上掛かります。
ホームページ上での金額の書き方・表記の仕方自体に問題は無いのですが、〜って付いていると、だいたい高くても2万ぐらいかなって自分の中で勝手に金額のイメージをしてしまいますよね。相場なんて知らないから。
その相場を知らない事を逆手に取って、鍵の種類や防犯レベル、作業難易度、時間帯などの業者独自の料金システムで追加料金をドンドン上乗せしていき、その結果、十万円を超える請求をしてくる悪徳業者がいるのも事実です!!
なので、気を付けないといけないのがこの部分。
なので、この記事を見ているあなたには、鍵を失くして焦っているその精神状態で8,000円って金額だけを切り取って、
8,000円〜かぁ。どんだけ高くても2万くらいやろ。
まぁ、鍵開けてもらうだけで2万はキツイけど、これしか方法ないしスグにお願いして開けてもらおう!
と何も考えずに依頼してはいけません。
現地で見積もりで高額な金額を言われても、コワモテの業者さんだったら断りにくいし、キャンセルしたいと言っても、高額なキャンセル代を請求されるという状況に追い込まれることがあります。
こっちとしては鍵を今スグにでも開けてほしいって気持ちもあるし、泣く泣くお願いしてしまうってパターンが多いです。
こういう状況にならないためにも、良い業者を見つけて、適正な金額で作業をしてもらえるように情報収集しないといけません!
この状況でどうやって良い業者を見つければいいの?鍵開けの適正価格って?
良い業者とは
焦っているときに、各業者のホームページを比べても意味がありません。また、検索で上位表示されていてもそれが信頼出来るとは限りません。
ホームページ作成をプロに頼んでいる業者も多いので全部キレイだし、検索で上位に表示させる方法も、やり方次第で色々あります。
そもそもそんな見比べてる時間も携帯のバッテリーも無いはずです。
じゃあ何を基準に良い業者を選べばよいかというと、わたしが考える良い業者は、
- 口コミや評判が良い
- 電話の応対が良い(料金の説明をしてくれる)
- 対応実績数
この3つです。
鍵業界も 人 と 人 との接客商売なので一つぐらい悪い口コミがあっても仕方がないとは思いますが、悪い口コミが沢山ある業者は、避けた方がいいです。これゼッタイ。
悪い口コミ・評判がある業者は、みんな嫌な思いをしているので、ほぼ悪徳業者で間違いなです。
さらに電話対応が悪い業者も、避けたほうがいいです。
わたしの経験上、悪い口コミが多い業者は電話対応も悪いです。
良いオペレーターは、「きっちりとした見積もりは現場に行かないと分からない」と言われますが、鍵の種類や形を伝えると、大体の見積もり金額を教えてくれます。
また、キャンセル料がいつ発生するのかもコチラから聞けば丁寧に教えてくれるので、電話をするときには、確実に聞いておきましょう。
この口コミや電話対応に関しては、わたしが別の記事で見やすくまとめているので参考にしてみてください。
関連記事 >>全国対応可能な鍵専門業者5社の電話対応を徹底比較
関連記事 >>全国対応可能な鍵業者12社の口コミまとめとオススメ3選
適正価格について
鍵業界には、「この鍵には、この金額」 というようなきちんとした料金体系が明示されていません。
なので、1万円の作業代金お得なのか、ボッタクリなのかすら分かりません。
そこで全国展開している鍵専門業者の料金をわたしが調べたところ、鍵を開ける相場は、だいたいこんな感じでした。
鍵交換料金の平均は、20,000円〜
もちろん、鍵の種類や作業時間によって金額は変わってきます。
この金額を基準にして、もしあまりにも金額設定が安い場合は、別料金で出張費がかかったり、工賃が別途かかることがあります。
詳しい金額については、電話をするときに確認しておきましょう。
到着時間について
これもだいたいの鍵業者のホームページに、最短15分で駆けつけます!と書いていたりしますが、最短15分であって、◯◯分迄には駆けつけます!とは書いていません。
鍵業者の到着時間はあなたが今いる場所と作業するスタッフのいる場所によって変わってきます。
わたしが記事を書くために初めて鍵業者に鍵開けの依頼をした時は、鍵業者がちょうど他の場所で鍵開け作業をしていて、その後も解錠作業が入っているとのことで、
21時に電話をして「今予約がうまっていまして、25時頃到着(約4時間も待たないといけないのか…)になってしまいます。」って言われたことがあります。
そこで思ったのが、業者のホームページに書いている到着時間は、あくまで参考程度にして、どの業者に対しても、実際に到着する時間は必ず電話時に確認しないといけません。
焦っている精神状態だからこそ、ボッタクられる可能性も高くなるので、こういう時こそ落ち着いて慎重に業者選びをしましょう。
無事鍵が開くことを祈ります!