鍵がささらない時や入らない時は、鍵穴をよく見て異物を取り除く

玄関の鍵や車の鍵、バイク、物置、南京錠、机のキャビネットなど、どんなところでも鍵がささらないと、開錠させることは出来ません。・・・当たり前のことを言ってすみません。

 

ただ今まさに鍵がささらなくて「なんで鍵がささらんのやろ??」と困っているあなたに向けて、解決策をまとめてみました。

この記事では、いつも使っている鍵がいきなりささらなかったり、突然入らない時にどう対処すればいいのかを説明していきます。

鍵がささらない時の対処法

  •  異物を取り出す
  • その鍵でホントにあっているか確かめる
  • 潤滑油で滑らせる
  • 鍵業者へ依頼する

 

なぜ鍵が入らないかの原因を見つける

鍵が入らない原因として、鍵穴にゴミや木の枝・接着剤・ガムなどの異物が詰まっている可能性があります。

パッと見て明らかに異物が詰まっているのが分かることもありますが、接着剤を流し込まれていたりすると、パッと見では分かりません。

スマホのライトで鍵穴を照らしてよく覗いても何も詰まってないのに鍵がささらないこともあります。

そんな時は、鍵穴自体が壊れているか、鍵が曲がっていることも鍵がささらない原因として挙げられます。

まずは、鍵穴と鍵をよく見て、なぜ鍵が入らないのかの原因を明らかにしましょう。

たくさん鍵を持っていたりあなたが疲れている状態だと、間違った鍵を何度も鍵穴に入れてる可能性もあります。

なのでどんな状況のときでも、一度深呼吸をしてなぜ鍵が刺さらないのかの原因を見つけましょう!

 

鍵がささらない原因が分かる場合

鍵穴をに何か異物が詰まっていたり鍵穴の周りにうっすらと接着剤の跡がある場合は、まずその異物を取り除かないことには解決出来ません。

ここで注意してほしいのが、ちょっとぐらい大丈夫だろうと判断して強引に鍵をさしてはダメです。

異物が鍵によって奥まで入り込んでしまったり、途中で引っかかってしまうと、もう簡単に取り除けなくなるので、今は詰まっている異物がなんなのかとその異物を取り出す方法だけを考えてください。

スグに異物が取り出せそうなときは、慎重に取り除く

当たり前のことなんですが、異物が鍵穴の中に残っていると鍵が最後までささらず開錠することは出来ません。

少しでも異物が残らないようにキレイに引っ張り出さないといけないんです。

特に、枝など折れやすい異物が詰まっているときは、途中で折れないように慎重に取り除く必要があります。

取り出す方法としては、素手で取るか、道具を使うかです。

もし近くにペンチがあれば、ペンチを使うことをオススメします。ピンセットでもOK。
100均でもペンチは売っているので、100均が近くにあれば買いに行くのも有りです。

道具が何もない場合は、爪で取るしかありません。

 

鍵穴の中で異物が折れたり残らないように落ち着いて慎重に引っ張り出してください。

 

ガムや瞬間接着剤など、スグに取り除けないときは鍵業者へ依頼する

鍵穴に瞬間接着剤を流し込まれてたり、べっとりとガムを付けられていたら、もうペンチでも爪でも取ることが出来ません。

こうなると、鍵業者に頼んで鍵を分解して洗浄してもらうか、鍵の交換になります。

全国展開している鍵専門業者の実際に掛かる料金を独自にわたしが調べたところ、

鍵開け料金の平均は、12,000円〜
鍵交換料金の平均は、20,000円〜

この金額は玄関の鍵を対象にしたのもで、車やバイク、その他の場所だと金額は変わってきます。

鍵屋さんは鍵穴を使わずに特殊な方法を使って開錠をすることが出来るので、開錠を急いでいる人にもおすすめです。

鍵がささらない原因が不明な場合

今朝まで普通に鍵が使えてたのに、なぜか突然鍵がささらなくなって使えないときは、鍵穴の故障鍵自体の間違い、それかいたづらで何かを詰められているかも知れません。

鍵穴内で折れない棒を使って異物をかき出す

応急処置になりますが、もしクリップなど細くて折れにくいものがあれば、鍵穴に差し込んで中の異物をかき出してみてください。

鍵が入らないと分かる前に鍵を一度さしているので、異物が鍵穴奥へいってしまってます。

その時は、クリップの先が折れないように集中して異物をかき出すことがポイント。

クリップをカギ爪の形に変形させて使うと引っかき出しやすいですよ。

決して、折れやすい棒や異物を鍵穴奥までやらないように。慎重にやってくださいね。

鍵穴専用の潤滑油を使って中を滑らかにする

鍵穴内部のバネやピンの不具合によって鍵が入らないこともあるので、潤滑油を使って中の部品を滑らせて、鍵を入れやすくする方法もあります。

この潤滑油は、サラダ油やクレ556ではダメです。鍵内部のホコリやゴミを固めてしまう成分が入っているので鍵穴自体壊れてしまいます。

鍵穴にさす潤滑油は、必ず鍵穴専用の潤滑油を使用してください。

ホームセンターやネットで数百円で手に入れられますよ。

 

鍵を分解する

この方法は、もう鍵はどうなってもいい!っていう人やもう予備の鍵が手元にある人だけやってください。

普段工具を触ることがほとんどない人や、もとに戻す自身がない人は鍵業者に任せるべきです。

鍵はたくさんの部品から出来ているので、一度分解するとなかなか元の状態に戻すのは至難の技。自分には無理だなと思う人はヤメておいてください。

 

鍵がささらない時の対処法のまとめ

鍵が入らない原因を落ち着いて見つけ出し、その原因にあった対処法をしてください。

鍵穴から異物が出ていたら慎重に取り除く。

何度か鍵を差し込んでガチャガチャとしてしまったときは、異物が鍵穴奥へいってしまってます。

そんなときは、クリップなどの固くて折れにくいもので鍵穴奥から異物をかき出すように動かしてみてください。

鍵穴をよく見ても何も詰まっていないときは、鍵穴の部品が不具合を起こしているかもしれないので、鍵専用の潤滑油を入れ鍵穴全体を滑らかにします。

どの方法も試しても無理だった場合や、明らかに接着剤や鍵穴にいたずらをされている場合は、鍵屋さんに鍵の修理をお願いするしか方法はありません。

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あなたの鍵が無事開くことを祈ります!