プリウスの鍵をなくしてしまったときの対処法は、2つあります。
- スペアキーを使う
- 新しく鍵を作成する
目次
鍵を完全に紛失してしまった
スペアキーで解決する
鍵を完全になくしてしまった場合は、スペアキーを使うか鍵を0から作るしか方法はありません。
家や会社にスペアキーがあれば、誰かにスペアキーを持って来てもらえれば解決ですね。
それか自分で取りに戻ってください。
当たり前ですが、スペアキーを使って車を動かすのが一番安くてカンタンに解決できる方法です。
まぁそんなカンタンに解決できてたらこの記事なんか読んでないですよね。。。
もしスペアキーがそもそもなかったり、遠方へ出掛けていてスペアキーを取りに帰れないときは、鍵業者に鍵の作成をお願いするか、ディーラーへ相談しましょう。
業者(ディーラー、鍵業者)に解決をお願いする
ディーラーに依頼する
トヨタディーラーへお願いすると、時間とお金はかかりますが確実に治って返ってきます。
まず、ディーラーにお願いをするとレッカー車でディーラー工場までレッカー移動となります。
ディーラー工場でキーの複製をするのですが、どうしても時間がかかってしまうのと、レッカー移動をさせると、鍵作成代 + レッカー移動代 とトータル費用がどうしても高額になってしまいます。
車のレッカー移動から自分の手元に車が戻ってくるまで、1週間かかってしまうケースもありますが、確実に解決はできます。
時間もお金も余裕があり、確実に解決したい人は、ディーラーで鍵を複製してもらうことをオススメします。
鍵業者に依頼をする
鍵業者の場合は、ディーラーの対応とは異なり、その場で即日対応が可能です。
鍵業者の車には、鍵を複製する機械が乗っているので、現場で鍵を複製してもらえます。
作業内容としては、ドアの鍵穴からドアを解錠して、エンジン始動部分のコンピューターを取り外し、中のデータをもとに鍵を複製していきます。
これだけの作業をするので、やはり数時間はかかってしまいますが、その場で、その日の内に解決してもらえるんです。
ただ、どんな業者でもプリウスの鍵(イモビライザー搭載車キー)を作成できわけではありません。
リモコンキーやイモビライザー搭載車の鍵を作るには、特殊な機械と技術力が必要になってくるので、対応できる鍵業者も限られてきます。
主な鍵業者12社の特徴を徹底紹介!その中でもおすすめの鍵屋業者3選
鍵業者へ依頼をするときは、いくつか注意点があるのでそれを説明していきます。
鍵業者へ依頼するときに見てほしい確認事項
- 鍵の種類を伝える
- 対応可能かを確認する
- 料金・時間を確認する
鍵業者が現場にきて、「やっぱりこの鍵は対応できませんね。」とか言われることが、たまーにあるので、鍵業者へ電話したときにプリウスの鍵(イモビライザー搭載の有無)であることを伝えて、その鍵業者が対応可能かの確認は必須です!
現場に来てからこの鍵はムリって言われると、それまでの時間も出張費のお金もスマホのバッテリーも全てムダになるので、電話時には必ず鍵の詳細を伝えて確認おきましょう。
ここで鍵タイプをカンタンに説明しておきます。
プリウスの鍵は、ギザギザの鍵のタイプと、スマートキータイプで、車の型式によってタイプが違ってきます。
ややこしいのが20系の鍵です。
20系だと、前期と後期で鍵タイプが異なり、
- 鍵についているTOYOTAのマークが黒
- 車のドアに開閉ボタンがない。
- 挿し込み口にスマートキーを挿し込んで、エンジンを掛けるタイプ
- 鍵についているTOYOTAのマークがシルバー
- 車のドアに開閉ボタンがある。
- 鍵をポケットに入れたままドアの開閉・エンジン始動ができるタイプ
作業料金・時間の確認
ギザギザの鍵でイモビライザーも搭載されていないプリウスだったら、作業料金も作業時間もそこまで掛からないのですが、スマートキーでイモビライザー搭載車のプリウスの場合、どの業者に頼んでも高額になる確率が高いです。
作業時間(深夜や早朝)や鍵の種類によって、金額の上下はありますが、だいたい鍵の複製だけで5万〜8万ぐらい掛かってきます。
電話時と作業前には必ず料金説明を受けて、あなたが納得してから作業をしてもらいましょう。
また、鍵業者で多いのが、「では、向かいます」と言ってから1~2時間こないことがあります。
前の現場で作業が押していたり、営業拠点から現場まで遠かったりと、いろいろ理由はあるので、これも「どれ位で到着しますか?」と電話時に確認しておきましょう。
もう連絡していたらOKですが、次に予定が入っていたり、スケジュールがある場合は、事前に連絡をして、遅れるか欠席になることを伝えておきましょう。
鍵はあるのにドアが開閉できないときの対処法
いつものようにスマートキーの解除ボタンを押しても、車に何も反応がなく、ドアも開かない。
そんな状況になってしまったら、スマートキーの電池切れの可能性が高いです。
スマートキーは、ボタン電池で動いておりドアの開閉からエンジン始動までできますが、電池がないとなにも動作しなくなるんです。
つまり、外出中に電池が切れてしまうと、もうスマートキーは使うことができません。
でも大丈夫です!!電池切れのスマートキーを使ったドアの開錠からエンジンを始動させる方法もあるので安心してください。
スマートキーのメカニカルキー(予備キー)を使ってドアを開ける
スマートキーには、電池が切れてしまっても大丈夫なようにメカニカルキーという小さな予備キーがついているんです。
自分のスマートキーを見てください。
なんとなく引っ張り出せそうな部分がありますよね。
それが予備キーなんです。
スマートキーの横にPUSHボタンがあるので、そのボタンを押しながら予備キーを引き抜いてください。
引用元:トヨタHP > 取扱説明書
難しいことはなく、カンタンに取れましたよね。
その鍵を使って、ドアを開けることが出来ます。
(車種によっては、鍵穴にカバーがついている場合は、ドア解除時に取り外してください)
ここで注意してほしいのが、メカニカルキーで車を開けるとファンファンファンと大音量の警告音が鳴り響くことがあります。
この警告音はエンジンを始動させると止まるので、驚かず落ち着いてエンジンを掛けましょう。
電池切れをしたスマートキーを使ってエンジン始動をさせる
ブレーキペダルを踏みながらスマートキーのトヨタマークのある面でエンジンスイッチに触れるとスマートエントリー&スタートシステム(メーターの近くにある鍵のマーク)の表示灯が緑色に点灯します。
このマークが緑に点灯すれば、エンジンをかけることができるのでブレーキペダルを強く踏みながらエンジンスイッチを押してください。
うまくスマートキーに書かれてるトヨタエンブレム付近をエンジンスイッチに近づけないとエンジンは掛からないので、近づけても鍵マークの表示灯が緑色に点灯しないときは、スマートキーの向きや角度を変えて再度近づけ直しましょう。
引用元:トヨタHP > 取扱説明書
トヨタのホームページに電池切れのスマートキーを使ったエンジン始動方法が動画であったので、一度この動画を見てからドアを開けることをオススメします。
プリウスのスマートキーの電池交換の流れ
最近、スマートキーの調子がいまいち良くなかったり、メーターに「キーバッテリー残りわずか」と表示が出たら、電池交換をしましょう。
電池交換方法もカンタンでスグできるので、早め早めの電池交換をした方がいいですよ。
スマートキーの電池は、車種によって違ってくるので、ボタン電池に書いている型番と同じものを買ってください。車の取説にも載ってます。
ちなみに、プリウスのスマートキーに多く使われているのが「CR1632」のボタン電池です。
最近では、コンビニやスーパーでも売っています。ホームセンターや電気屋さんでは必ず置いています。
電池交換してもスマートキーが使えなかったら
電池交換してもスマートキーが使えなかったら、スマートキーが壊れてるか、車側の受信装置が壊れてる可能性があります。
その時は、ディーラーへ連絡をして見てもらいましょう。
スマートキーを新しくするには約20,000円かかります。もし、車側の受信装置の故障で交換が必要な場合は数十万円することがあります。
電池交換しても、なんかスマートキーがおかしいなと感じたら早めにディーラーへ相談しにいきましょう。