レンタカーの鍵を紛失した時の対処法

あれっ・・・やばい・・・鍵がない・・・

楽しかった旅行先でレンタカーの鍵を紛失してしまった。

仕事で使うためにレンタカーを借りたが鍵をどこかにやってしまった。

鍵を紛失してしまうと楽しい気分が一気に台無しになり、仕事にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

そこで、レンタカーの鍵を紛失してしまった時の対処法をまとめましたので、あなたが今おかれている状況に応じて、適切な行動をおこなってください。

レンタカーを借りた店舗から何十㎞も離れているところで鍵を紛失してしまっても、どういった対処をすればスムーズに費用も最小限に抑えて解決できるかの方法を書き進めていきます。

即レンタカー会社に連絡をする

レンタカー会社の営業時間内であれば、すぐに車を借りた店舗に電話をして対処法を聞いて下さい。
それが一番早くてスムーズに解決出来る方法です。

もし店舗の電話番号が分からなければ、スマホで「○○○(レンタカー会社) 　○○○(地域名)」と検索すれば電話番号を簡単に手に入れられると思います。

レンタカー会社では必ずスペアキーを管理をしています。

レンタカー会社が持っているスペアキーで車を動かすことが出来れば、一番早く、かつ手っ取り早い解決方法となります。

でも、そのスペアキーが車を借りた店舗で管理されている場合とレンタカー会社の本社で一括管理されてる場合の二通りあります。

店舗でスペアキーを管理している場合は、店舗まで公共交通機関かタクシーを使って自分で取りに行かなければなりません。

近くに電車もバスもタクシーも走っておらず身動きが取れない場合は、レンタカー会社の人に現地までスペアキーを持ってきてもらう必要があります。

ですが、鍵を失くした場所が店舗から遠い場合は、レンタカー会社の人にスペアキーを持ってきてもらえる可能性は低くなってしまいます。

ですが、交渉してみる価値は十分にありますので、そこは遠慮せずにレンタカー会社に相談してみましょう。

来てもらえない場合は、自分でスペアキーがある場所まで行く覚悟をするか、他の対処法を検討してください。

レンタカー会社の本社でスペアキーが一括管理されている場合は、

今いる場所からスペアキーがあるところまで近ければいいですが、とても取りに行ける距離ではない時は、レンタカー会社に頼るのを諦らめて“専門業者に依頼をする”か“JAFに依頼をする”方法で解決していきましょう。

まずはレンタカー会社に連絡をして、スペアキーがどこにあるかを聞くのと、現地までもって来てもらえるのか、スペアキーが近くにない場合はどう対処すればいいのかを聞きましょう。

現地までスペアキーを持って来てもらえる場合そのレンタカー会社の人が移動した往復の交通費はプラスで掛かると覚悟してください。

鍵専門業者に連絡する

レンタカーの場合、車検証に記載の名前がレンタカー会社の名前になっているので、いくらあなたの身分証を鍵専門業者に提示しても、防犯のため鍵は開けてくれません。

鍵専門業者とレンタカー会社がやり取りをして、レンタカー会社の許可がなければ作業をしてもらえないので、鍵専門業者に電話が繋がったら、はじめにレンタカーであることを伝えて次に状況説明しましょう。

その際に、必ずレンタカー会社の名前と電話番号が必要になるので、すぐ伝えられる準備をしておきましょう。

鍵専門業者の中には、レンタカー会社とのやり取りに手間が掛かるという理由でレンタカーの鍵開けを受け付けていないところも有りますので、無駄な時間を費やさないためにも、電話の冒頭にレンタカーの対応が可能かを聞いておくとスムーズに話ができます。

レンタカー会社から指定の業者があればそこに電話をすればいいのですが、指定が無ければ、全国対応可能な鍵専門業者をまとめていますので、参考にしてみてください。

主な鍵業者12社の特徴を徹底紹介！その中でもおすすめの鍵屋業者３選

鍵専門業者に電話をする時の確認項目

鍵専門業者に電話をする時は落ち着いて、下記の項目を確認してください。

1. レンタカー会社の名前と連絡先
2. 鍵を失くした具体的な場所
3. 車の車種・鍵の種類を伝えて対応可能かの可否
4. 掛かる費用と時間
5. キャンセル出来るかどうか

また、今の状況では焦っていて業者比較をするのは難しいかと思いますが、時間があれば1つの業者だけで即決するのは避けて、予想以上の出費を抑えるためにも可能であれば2〜3の業者に電話をして金額比較をした方が良いです。

大体の金額目安ですが、マツダ デミオのレンタカーの場合、
・ドアの鍵開けで、12,000円〜
・ドアの鍵開け+鍵の作成(イモビライザー付車)で、40,000円〜
車種や鍵を紛失した場所・時間によって金額は異なってきますので、鍵専門業者に連絡するは、どれ位費用が掛かるのかを聞いておきましょう。

鍵専門業者に電話をして鍵交換金額を教えて欲しいと聞いても「現場で車と鍵を見ないと金額は分からない」という返答が返ってくるかもしれませんが車種や年式、鍵の種類、イモビライザーの有無を細かく情報を伝えて、ある程度想定できる金額を出してもらうことが重要です。

よくあることが、電話ではざっくりとしか情報を伝えていなくて、業者が現地に来て確認をしたところイモビライザー付きの鍵や特殊な鍵だということが分かり、予想よりはるかに高い金額を請求をされるケースです。

そんな金額になるなんて思ってもいなかった。でも、車は動くようにして欲しいし、その場でキャンセルをしたくても出来る雰囲気じゃなく、泣く泣く作業をお願いするケースも多く発生しています。

そうならないためにも、鍵専門業者に電話をする時は、ある程度想定できる金額を出してもらうのと、キャンセル料は掛かるのか？など、事前にきちんと確認をしておきましょう。

全国対応可能の鍵専門業者をまとめていますので、参考にしてください。

鍵専門業者5社の電話対応を徹底比較

スペアキーを送付してもらう

長期旅行中のホテルでレンタカーの鍵を紛失して動けなくなった場合は、レンタカー会社に連絡をしてスペアキーを宿泊先のホテルか最寄りの郵便局に郵便局留めで送付してもらうことが1番楽な解決方法です。

この間、車を使っての観光はできませんが、鍵専門業者に依頼したり、JAFを呼んで鍵を開けてもらう費用がかからないので、1番安く済む方法です。

もし長期滞在中の宿泊先から離れたところで鍵を紛失したことに気がついた場合はJAFを呼んで、宿泊先までレッカー移動をさせてレンタカー会社にスペアキーを送ってもらいましょう。

でもこれは長期滞在中の間に鍵を紛失した場合のみ可能な対処法となりますが、レンタカー会社によっては、スペアキーを送付してもらうことが出来ないところもありますので、詳しくは車を借りたレンタカー会社に確認をして下さい。

トータルで掛かる金額

鍵を紛失してしまったら、レンタカー会社にはどんな費用を請求されて、結局トータルでどれぐらい費用はかかってしまうのか？という疑問にお答えします。

鍵を紛失してしまいスペアキーを鍵専門業者に作成した場合、トータルで掛かる費用は、

①.レンタカー会社に支払う金額
・レンタカーの基本料金　+　延長料金

②.鍵専門業者に支払う金額

・ドア開け費用/スペアキー作成費用　+　出張費

①+②の合計があなたが支払う費用となります。

車を返却したときには何も言われなかったが後日レンタカー会社から電話があり、防犯のために、新しい鍵の作成とキーシリンダーを全部交換(運転席のドア・助手席のドア・エンジン・トランク)するので費用を請求します。と言われたケースもあります。

そうならないためにも車を返却するときに後日追加請求はあるのか。という確認をするか、
「追加請求はしません」という旨の文章を書いてもらいましょう。

まとめ

レンタカーの鍵を紛失してしまったら、鍵専門業者に頼んでスペアキーをつくるにしても
JAFでレッカー移動させて解決させるにしても、レンタカーを期間以上に借りると延長料金が発生してしまいます。

解決の選択肢が何個かある場合は、この延長料金も踏まえたうえで1番安く抑えられる方法を実行すれば精神的にもお財布的にもダメージを最小限に抑えることができます。

鍵を紛失して焦ってしまう気持ちはとてもわかりますが一旦落ち着いて、今あなたが出来る最良の策を見つけてください。