郵便受けの鍵が開かない時の対処法【ダイヤル式・南京錠】

今この記事を見ていただいているということは、郵便ポストのダイヤル番号を忘れてしまった南京錠の鍵を紛失してしまって、郵便物をどう取り出せばよいか困っている状況だと思います。

下の本文で解決方法を詳しく書いますが、もし今スグに郵便ポストに入っている郵便物を取り出したいのであれば、長い棒を使ってかき出してみてください。

菜箸定規などがあれば、比較的簡単に取り出しやすいはずです。試してみてください。

そんなに急いではないけど、今後のことを考えて郵便受けを開けたいという人は、これから説明する内容を見て試してもらえれば、きっと解決出来ます。

ダイヤル式と南京錠タイプによって対処法が変わってくるので、目次からあなたが知りたい項目へ飛んでください。

【ダイヤル式】郵便受けの鍵ナンバーを忘れてしまったときの対処法は、2つ。

①暗証番号が書かれた賃貸契約書を探すか、管理会社に暗証番号を聞くのが早い

賃貸物件であれば、賃貸契約を交わした時に郵便ポストの暗証番号が書かれた紙を渡されているので、その書類を探してください。

賃貸契約書自体に書かれていることもありますが、その契約書に書かれていなかったら、別の書類に記載されている可能性があるので、契約時にもらった書類の束を探して暗証番号が書かれた紙を見つけましょう。

それでも暗証番号が書かれた紙が見つからなかったら、管理会社か大家さんに直接聞くのが早い方法です。

それか私が以前住んでいた賃貸マンションだと、暗所番号がインターフォンの受話器受けにシールで貼られていたことがあります。

また、下駄箱の側面に暗証番号が貼られていたところもあったので、ダメ元で一度確認してください。

それでもない場合は、管理会社に聞くのが早いですね。

管理会社の番号は、ロビーに備え付けられている掲示板か、建物の名前をネット検索するとヒットすると思うので、調べて連絡してください。

 

②根気強く0から順に全通り試す

書類を探すのも面倒だし、管理会社へ電話するのもしんどいし、ひとりで解決したいって人はダイアル式を0から順に試して開けていくしかないです。

根気のいることで何時間も掛かりそうって思ってしまうかもしれませんが、これが意外と早く開くことがあります。

正直、5分もあれば開けられると思います。日頃の行いがよければすぐ開きます。

ダイヤル式の鍵は、最初に左右どちらかにダイヤルを2回以上まわして、ある数字で止め、最初に回した方向とは反対へ回し、最初に止めた数字以外の数字でダイヤル止め、その状態で引くと郵便受けが開くようになっています。

例)解錠方法:右へ2回5 左へ8 (数字ではなくアルファベットが書かれたポストもあります)

一見、やり方がごちゃごちゃしてて難しく感じるかもしれないんですけど、ゆっくり読んでやるとめっちゃ簡単なので、一つ一つ落ち着いて読み進めていくのがポイントです。

やり方(ダイヤルが数字で0~9の場合)

大体のダイヤル式は、右からなので右回しから試してください。

例)解錠方法:右へ2回5 左へ8 とする

STEP.1
右へ2回以上回して、0で止める
グルグルと回して、最終的に0に止めればOK
STEP.2
そこから左へ回して1で止めて引く
隣なのでちょっとしか回しません。開かなければ次。
STEP.3
そのままさらに左へ回し2で止めて引く
隣なのでちょっとしか回しません。開かなければ次。
STEP.4
そのままさらに左へ回し3で止めて引く
隣なのでちょっとしか回しません。
STEP.5
STEP.2〜5を繰り返す
このように開かなければ、4引く→5引く→6引く→7引く→8引く→9引く をどんどん試していく。
STEP.6
開かない場合は、はじめの番号が違う
これで開かなかったら最初の右0が間違っているので、一旦全部リセットするために右へグルグル2回以上まわして、次は1で止める。それから、STEP.2〜5を繰り返す

そこから、左へ回して2で止めて引く→左へ回し3引く→左へ回し4引く→左へ回し5引く・・・をひたすら試して一回転させていきます。

これをどんどんやっていき開かなかったら次は、2を試す→3を試す→4を試す・・・9までやって開かなければ、そのポストは右回しではないタイプ。

一番はじめが左回しのタイプだったということ。

なので、さっきやった手順と同じですが、次は左へグルグルと2回以上回して0に止めて、右へ回し9引く→右へ回し8引く→右へ回し7引く→右へ回し6引く・・・とどんどんとやっていく。

これをやっていくと、いつか必ず開きます。

もしこれで開かなかった場合は、鍵自体が壊れている可能性が高いので、管理会社か鍵業者にみてもらったほうがいいです。

鍵業者に依頼したい人は、下の関連記事で業者の比較を行っているので参考にして下さい。

ここでは、鍵専門業者5社の電話対応を徹底比較して、さらに口コミでも評判が良い全国対応可能な鍵業者をまとめて紹介しています。

業者選びに迷っている方の手助けになれば幸いです。

主な鍵業者12社の特徴を徹底紹介!その中でもおすすめの鍵屋業者3選

【南京錠タイプ】郵便受けの鍵をなくしてしまった時は、南京錠を切る。


もう南京錠が壊れてもいいからとにかく開けたいって人は、一度南京錠の鍵を紛失した時の対処法を試してみてください。意外と解錠出来るかも。

上の方法を試しても無理だったり、どうしても鍵が見つからなかった時は、もう鍵で開けることを諦めて南京錠を切るしかないです。

 

えっ、南京錠って切れるの??って思いましたか?

 

それが郵便受けについている小さな南京錠ぐらいだと簡単に切れるんですよ。

ただし工具が必要になってきます!100均で買った南京錠だったらニッパーでも切れるので、すぐに開けることができます。

でも、ガッチリした南京錠だと、ニッパーでは切ることは至難の技。体力も時間もかかってしまう。

ちょっと特殊な工具が必要です。

どんな工具かというと、クリッパーと呼ばれる太い針金やコンクリートの基礎を作る時に入っているあの鉄の棒を切るものです。

クリッパーはホームセンターにも売っているので比較的手に入れやすいですが、南京錠を切る一回のためにクリッパーなんか買ってられないって人は、少しレベルの高い方法ですが解決方法はあります。

 

それは、工事現場のおっちゃんにクリッパーを借りる。です。

 

家の近くに工事現場がないかを探します。休憩などの合間を見計らって工事現場の人にきちんと状況説明をして、クリッパーを借りれるかお願いをしてみてください。

なんか、お願いするのも申し訳ないし、聞くのが恥ずかしいと思うかもしれませんが、案外気前よく、「いいっすよー。」って言って貸してくれますよ。

聞いてダメだったらホームセンターでクリッパーを買えばいいし、貸してくれればラッキーですよね。

勇気をふり絞って声かけてみてください。

 

(番外編)郵便ポストに合鍵を入れている人はスグにやめましょう!

郵便ポストに合鍵を入れている人って、昔は結構いたんですけど、今もやっている人いますか?

ちょっとランニング行くからとか、いざという時のためにとかで郵便ポストに鍵を隠していませんか?

結論からいうと、今すぐ鍵を取り出して違う場所・方法で管理するべきです!!

たとえ郵便ポストの上側にセロハンテープで鍵を貼り付けたとしても、外から手や棒で取り出すことは簡単にできてしまうんです。

家に泥棒が入っても何も盗られるものなんかないわ。とか、自分に限ってそんなことない。って考えが一番危険ですよ。

もし泥棒に入られたけど何も盗られなかったとしても、全然知らない人が勝手に家に入ってきて、部屋を物色していた。って考えるだけでも気持ち悪くなるし、不安になります。絶対に。

だからポストに鍵を入れている人や、ちょっとの間だけだからいっかと油断している人は、この記事を見ている途中でもいいので今すぐ取り出して違うところで保管しましょう。